2018年2月19日月曜日

集結。

こんにちは。

現在、消防の許可を取るべくいろいろとやっています。
とはいっても僕が何かできるわけではなく、大工さんや電気屋さんに頼んでいます。


ただ、そこに僕のこだわりというか、大切にしていることがあります。

それは、「一つのところに全部を頼まない」。

今回、台所、壁の穴あけ、電気工事。それぞれ違う人に頼んでいます。


今日も僕が行くと、大工さん2組、電気屋さん1組が作業していました。


大正の職人が僕の宿に集結です。

確かに、一か所に頼んだ方が色々と効率的なのはわかっています。
でも、そこにはこだわりたかった。

僕の宿に沢山の人が関わることで、宣伝にもなるし、関わってくれた人がそれぞれ僕の宿に思いを持ってもらえるのではないかと考えたからです。


単純に、地域にお金を落としたいというのもありますが、こうして色んな人が関わってもらえると何より面白いです。

この前も、同じ台所に大工さん、電気屋さん、ガス屋さんがそれぞれ別々の作業をしていました。


こうして、僕の宿はできていきます。

2018年2月13日火曜日

床材を調達。

こんにちは。

早速本題に入りますが、客室の床に張る材を取りに行きました。
材は檜です。

四万十町は森林率84%。江戸時代のころはお留山といわれる藩直轄の山があり、藩財政を支えていました。


戦後もそれは変わらず、その昔森林組合が大正の町中にあったときは人も大勢いて賑わっていたそうです。

私が、作るゲストハウスにもその時代の名残があり、壁には昔使っていたのこぎりなどが飾られています。


客室の床材を何にしようか考えたとき、やはり第一に浮かんだのは地元の材を使うことでした。
それも、檜と杉。
一般的に床材に使われるのは檜ですが、杉も味があっていいということなので、檜は個室用として、杉は大広間用として使うことにしました。

商工会の方と一緒に町内の製材屋さんを回り、檜と杉。それぞれ違う製材屋さんに注文することにしました。


今回、床材する檜は長さ4m×幅13㎝×厚さ2㎝です。それを、大正集成材工場(ヒノキカグ)さんで加工してもらい厚さ1.5㎝にまでしてもらいます。
今日は、製材屋さんから集成材工場さんに持っていくまでをしました。
※運ぶといっても、フォークリフトでトラックに積んでもらい、フォークリフトで卸してもらうという僕自身何もしてはいませんが…


これから床材に加工していきます。加工のところも見せてくれるとのことなので、またその時は報告しますね。



2018年2月2日金曜日

ゆっくりと…

こんにちは。

最近の動きを少し。

現在、消防設備の設置工事をしてもらってます。
その工事に関しては僕は何もできないので、ただただお願いするばかりです。



一方で僕自身がやっていることといえば、『掃除』です。
先日、協力隊の仲間にも手伝ってもらいながら、掃除をしました。



旅館にある大量の布団の整理をしたりしてずいぶんすっきりとなりました。

そして、今取り組んでいるのが台所。
元々食堂もやっていたので、立派なキッチンです。魚を焼く専用の焼き機があったり、中華用のガスレンジがあったり、大きなステンレスの台があったり…



しかし、なかなかどれも錆びたりしていてそのままでは使えません。
この錆が曲者です。
どうやったらとれるのか、ネットとかで調べて、クレンザーとかも使ってみましたが、歯が立たなかったので、最終兵器を投入しました。
『グラインダー』です。


これが、取れる取れる。あっという間にきれいなステンレスになっていきました。

あとは、床。
古いクロスを地道に剥いでいかなければなりません。



今はこれを毎日少しずつやってます。
先は色々不安なこともありますが、今やれることをやっていくしかないなと思っています。